海へ

先日第一原発で修復にあたっている作業員が、残念ながら被曝した。

健康を顧みず、日本の為に世界の為に命をかけて仕事を全うしている。

Newsで報道された内容によると、『東京電力は、被曝現場のタービン建屋地下にたまった水の放射性物質の濃度が、通常の炉心の水に比べ１万倍程度に達していたと発表』。

事故後放水車から、空からの放水作業で、役目を終えた放射能を含んだ水は海へと流されている。

１万倍の放射能を含んだ水も『海へ』流されてしまうのか？もうすでに流されてしまっているのか？


仕方がないんだろうけど、これしか道がないんだろうけど....。


さっき海を見たくってバイクで海を見に行った。

海からの風は気持ちがよく、腰くらいの波がオンショアに後押しされながらブレイクしている。

いつもの鎌倉となんら変わりのない、鎌倉の海。いつもの海。

海には沢山のsurferが。普段ならば自分もtwinfinか厚くて幅のある板でsurfingするであろうコンディションだった。

いつも波に乗っている場所。いつも潜っている場所。いつも家族で遊ぶ浜。

この海に、風に放射能が含まれているとしたら....。申し訳ない気分でいっぱいになった。

ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい...。いつでも自分たちをうけいれてくれるくれる海に。




政府はまだ神奈川の海水は調べてくれていない。

怖がらせたいから書くんじゃない。ネガティブになっているんじゃない。

ただ、海水に放射能が含まれている『疑い』があるから。

今回の事故でこれ以上被曝者をふやしてほしくない。

できる事ならまだ海に入らないでいようね。とくに子供達は。


おねがい。

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